借りてた家の大家が破産!借主だった私の強制競売体験談

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住宅については、賃貸か持ち家か。永遠のテーマだと思います。

どちらにもメリット・デメリットがあります。今回は大家が破産して強制競売に巻き込まれた時、借主がいかに弱い立場かをお伝えします。

私が借りていた家で本当に体験した怖い話です。

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大家が破産して強制競売が始まるとこうなる

ある日突然、大家(家の貸主)に対してお金を融資している銀行から連絡が来ました。

「大家さんのローンの返済が滞っているので法的手続きに入りました。
今後家賃は大家さんに支払わないで下さい。住宅は競売手続きに入ります。」

と。近いうちに裁判所から書類が届くので確認してくださいとの事でした。

家賃の差押

債権差押命令という書類が裁判所から送られてきます。

この書類が来たら大家に対して家賃を払う事は出来なくなります

しかし、家賃を支払わなくてよくなったわけではありません。

✔差押えをしている債権者(今回の場合は銀行)に家賃を支払う
✔法務局に家賃の金額を供託する

のどちらかを選ばなければなりません。そしてどちらを選んだのか、裁判所に報告する必要があります。

私は、債権者に家賃を支払う方法を選びました。

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住宅の差押

住宅の強制競売が始まると、裁判所の執行官が現地調査にきます。

執行官の現地調査の日程は勝手に決められていて変更はできません

もし、調査当日都合が悪くて出かけていたら…

鍵屋さんを呼んで勝手にカギを開けて家の中に入って現状の調査をしていきます。

執行官は競売不動産の物件調査については国が認めた強い強制力を持っています。

勝手にカギを開けて家の中に入っても全然かまわないのです。拒むと警察を呼ばれてしまいます。

ただ家を借りているだけの借主はなにも反論できません。

現地調査で何をするか

現地調査では家の中のすべての写真を撮られます。

すべての部屋・お風呂・ベランダ・部屋にある家具や備品も全部写真に写りこんでしまいます。

写真は不動産競売物件情報という競売専用のサイトに裁判所で作成された資料と共にアップされます。

サイトには、住所も記載されます。裁判所での書類には賃借人(家を借りている人)の名前も記載されていますが、サイトでは名前は見えないようになっています。

競売専門のサイトは誰でも見る事ができます。

HPはこちら→不動産競売物件情報サイト

その後、住宅の価値を評価するために鑑定人(不動産鑑定士)が来ます。

今後の手続きの流れとして、現地調査を知らせる手紙には

現地調査から新しい人が物件を購入するまでは4か月くらいを目安として進めている

と書いてありました。

執行官の話では、今回のように家を借りて住んでいる人がいる物件の手続きは、他の案件よりもゆっくり進めると言っていました。

実際は現地調査をしてから、サイトに掲載するまでだけで4~5か月くらいはかかるようです。

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借主の立場

住んでいる家が競売されて新しい所有者になったとき、借主は

①不動産の所有者が変わったら、速やかに出ていく必要がある
②不動産の所有者が変わったら、出ていくまで6か月の猶予をくれる
③現在の契約期間までは利用できる
④家賃の支払い先が変わるだけで、そのまま住んでいられる

上記①~④のうちのどれかになります。

現実は①が多いようです。

引っ越し費用の負担は新しい所有者の判断によります。

しかし、新しい所有者は引っ越し費用を支払う法律的な義務ありません。

借主が居座る事はできません。居座ろうとすると不法占拠者として強制的に追い出されてしまいます。

どこまでも借主の立場は弱い

私の場合

差押えの手紙が来た段階ですぐに引っ越し先を探しました。現地調査の前までに引っ越しする事ができなかったので、写真はバシバシ撮られました。

とほほ…

差押えが始まると最悪な日々でした。私を所有者と間違えているようで、不可解な手紙や訪問者が毎日やってきました。思い出したくもない出来事です。

住宅自体は強制競売手続きの入札が始まる前に、買主が見つかり売却できたようです(任意売却できた模様)。

買主が見つかった事で強制競売手続きは取り下げられ、取下書が届きました。

その時すでに私は引っ越しを終えていました。引っ越し代は自腹です。

以上本当に私が経験した話でした。

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